産業廃棄物収集運搬許可の要件
産業廃棄物収集運搬許可を得るには、下記のとおりのような、様々な要件が必要になります。
産業廃棄物について知識を有すること
財団法人日本産業廃棄物処理振興センター主催の講習会の受講をしなければなりません。講習会は、年に数回各地で行われています。
設備を有していること
事業に必要な設備を有していなければなりません。たとえば、事務所、運搬用の車輌およびその駐車場など事業の運営に必要な設備をいいます。
欠格事由に該当しないこと
役員に産業廃棄物に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり又は執行を受けることがなくなった日から５年を経過しない者、役員に成年被後見人として登記されていないこと、暴力団員又は暴力団員でなくなった日から５年を経過しない者など、欠格事由に該当していないことが必要です。
資金的基礎を有していること
事業の運営について、経理的な基礎を有していること、資金的に調達できることも要件のひとつです。また、債務超過の状態にないことなど、健全に経営が行われていることも重要です。
適切な事業計画であること
申請の際、事業の計画を提出する必要がありますが、その計画が適切なものであることも求められます。
サービス内容・ご利用方法
お申し込み頂きますと、当事務所より事業内容、必要資金の内容など、必要な情報をヒヤリングいたします。また、自己資金の有無、設備、資産状況を総合的に勘案して、申請内容を精査してゆきます。
この際、産廃許可取得が実現できるかどうか様々な角度から情報を入手して、場合によっては経営内容についての改善計画書を作成します。
ただし、相談段階で許可申請が不可能と考えられる場合は、お断りする可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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